○腰椎と骨盤は両方とも調整しないと治療効果は続きません。
正しくアジャストすると下肢のバランスもとれてきます。パトリック検査などは
変化しているはずです。
また僧帽筋にも良い影響が出ているはずです。
正しい1アジャストにより1ヵ所良い変化が起きると全体に影響が出る事を
忘れないで下さい。
○ただしその変化が充分なモノとは限りません。
やはり脊柱全体のバランスが整わないと充分な変化は得られません。
また下肢そのものの問題が強い場合も変化は充分でないかもしれません。
しかし膝が痛いからと言って膝の治療をするのではなく、背骨のバランスを
きちんと取る事が大切なのです。
そして全体の中で下肢の問題を解決していく事がカイロプラクティックの
本文なのです。
○背骨と四肢の問題を局所的に考え別々に治療するようでは
正しい全体治療とは言えません。
単に体中をチェックする事と全体のバランスの中で身体全体の治療をする事は違う
という事を理解して下さい。
○同様に身体全体のバランスを診ずに全身を治療しても効果的ではありません。
全身を検査し四肢から頭蓋まですべての関節を弛めるのはトータルバランスを
考えていない局所的治療の集合でしかありません。脊柱を正中線に揃えるのと同じで
本来のカイロプラクティックではありません。
○そのためには僧帽筋、腹圧の検査の重要性を理解して治療をしていくべきです。
脊柱についても同じ事です。どうすればトータルバランスがとれるのか
どうすればイネートが機能するのかを考え治療すべきです。
その結果として脊柱がその人にとって一番バランスの良い状態になる事が
大切なのです。
全体治療とは