D1メジャーの時は腹圧の問題を持っています。
この問題をクリアーするためにP-AのLODを加えていきます。
そのための方法を紹介します。
臨床的には力の割合だけでなく上方手と下方平でLODも変えていきます。
D12とD1がPRの場合を説明していきます。 D12を緩めてからD1を
アジャストします。
1.下方手をD12コンタクトします。上方手をD1にコンタクトします。
2.D12を中心に大きく揺動します。
この時D12のLODはP-Aを中心にR-Lを加えます。
D1はP-Aを加えずR-Lを中心に軽く揺動します。
力の配分は同じで上3:下7の割合です。
3.D1が動いてきたら力の配分をシフトしていきます。
同時にLODも上下で変化させていきます。
D12をR-Lにし、D1をP-Aを中心に切り換えます。
力の配分をシフトしD1を中心に揺動をかけていきます。
これで腹圧の問題にもアプローチします。
注)
D1の治療は臨床的には類推とも深く関係しますので”頚椎の治療”においても
紹介しますので参考にしてください。
D1メジャーの時、腹圧の問題がない状態も多々あります。
必ずしも一方向だけではありません。
D1メジャーのアプローチ