- 短下肢分析は重視しません。揃えた所で歩くと元に戻ることも多いようです。
大腿骨頭置換術を受けている人、構造的短下肢の人、下肢のない人などには適応しません。
施術者のアジャストをしたという先入観が入りやすい検査でもあります。
脚長差を追いかけるのは治療にとってそれほど重要ではありません。
その点、DRTの何種類の可動性下肢検査はとても有効だと思います。
筋力検査も施術者の先入観が非常に影響しますし患者さんが老人や子供だったりすると正確な検査は期待できません。
僧帽筋検査、腹圧の検査はどんな患者さんにも可能ですし、治療結果を客観的に判断できる有効な検査です。 - DRTでは誰が診ても共通のリスティング、診断が出るような検査方法と指標が大切だと考えます。
すでに述べましたがサブラクセーションは脳からの情報伝達に障害を起すほどの問題ですからどんな検査にも引っかかるはずです。
10人が診て10人ともバラバラな結果が出てしまうような検査方法は採用していません。
そうでなければ客観的な診断とは言えません。なおかつ臨床的に有効な検査方法であり多くの指標を採用して患者さんの状態を出来るだけ把握するようにします。
従来の検査との比較


