- 僧帽筋の検査は非常に重要な検査であると同時にこのテクニックの。ユニークな検査法の1つです。
カイロブラクティックのアジャストにより脊柱をうまく調整出来ているかどうかの指標となります。
この筋肉が施術後に緩むかどうか、その治療がよいものであったかどうかの1つの指標となります。
背骨のアジャストによりマッサージやホグシよりも短時間で緩めることができます。
この筋は主に上部胸椎の変位と密接な関係があります。
つまりメジャー・サブラクセーションの変位の指標となるのです。
- P.P.伏臥位 D.P.特にないが決してP.t.に手以外の部分がふれないこと。
この事は正しい検査のために重要なことです。
なぜなら患者さんを完全に脱力させなければならないからです。
施術者.の腰などが触れることは患者さんの脱力の妨げになります。 - 施術者は両手で左右の僧帽筋をつまむ。
筋肉の触診なので強くしっかりとつまみます。
母指と示指、中指を用いると良いでしょう。 - 左右僧帽筋を内側から外側に向かって検査する。
しっかりとつまみ硬結を探します。
この硬結の感覚をしっかりと理解して下さい。
Pt.に痛みの確認をします。多くの人は刺すような痛みを訴えます。
これは肩こりを感じていない人でも同様の反応をします。 - 最も強い硬結のある側がメジャー側です。
多くの場合上部胸椎がメジャー側に変位しています。
(必ずしもそうではない事があるので他の検査併用でダブル、トリプルチェックが重要)
この硬結はアジャストによって解消されなくてはなりません。
必ず術後に確認すること。
- 左右全く同じ強さで検査すること。また左右全く同じ場所を同時に触ること。
この事は正確な検査をすることで非常に重要なことです。
アジャストの前後で全く同じ事が出来なくてはならないからです。
何度も練習して下さい。 - 患者さんにはあなたの身体はこんなにすぐ分かるほど悪いんですよと理解させる必要があります。
そのためにも上記のことは大切です。
これが出来ないと患者さんに不信感を持たれてしまいます。