- 頚椎の検査で検出した側方変位の圧痛をさらに詳しく検査していきます。
検査は先はどの伏臥位検査の流れで行います。
- すでに検出した頚椎側方変位のTPにコンタクトします。
もし頚の左右両則に側方変位があるようなら、両方それぞれのTPにコンタクトします。
この側方変位のTPを抑圧し、圧痛を検査します。
触診でどの頚椎の側方変位が強いかも検査します。
最も大きく変位している頚椎が圧痛も最も強いはずです。体の凸側とも一致するはずです。 - 患者さんの顔を大きく右に向け床側のTP(左側のTP)の圧痛を検査します。
次に大きく左に向けて床側のTP(右側のTP)の圧痛を検査します。
左右どっちが痛いかを検査します。また触診で側方に突出しているのを感じます。 - 次に顎を引いてベッドに額をつけてもらいます。つまり大きく屈曲してもらいます。
同様に圧痛の左右差を確認します。 - 次に顎をベッドにつけて大きく伸展してもらいます。同様に圧痛の左右差を確認します。
これらの圧痛は全ての検査で一致します。触診による側方突出も一致します。