- 脊柱の側方変位を検査します。ローリング検査の前に行い椎骨全体の大まかな状態を把握します。
力を抜き弱い検査をすることでローリング検査では分かりにくい変位まで把握します。
この検査で変位のありそうな所をローリング検査でさらに調べます。
- P.P.伏臥位 D.P.患者の頭方
- 術者は両掛指を使い椎骨SPを左右から押圧します。
軽くコンタクトしてサーと素速く検査します。
ゆっくり丁寧にするよりは手早くやることを心がけます。 - 1椎1椎の左右差を検査していきます。
D1からL5まで行い左右のPSISもチェックします。
PSISの検査は押圧してPIの検査と左右に振ることで骨盤全体の捻れも併せて検査します。
術者は患者さんに体重をかけてしまわないように注意して下さい。