- 右手も左手も全く同じく触れないと正しい検査になりません。
何度でも同じ椎骨に同じ強さで触れる様に練習しましょう。LODも意識して練習して下さい。 - 検査は素早く行うこと。ここかな?どこかな?と何度もやっていると椎骨が動き出してしまいます。
検査で椎骨を動かすことは避けなくてはいけません。それは正しい検査の妨げになります。
患者さんのそのままの状態を把握することが正しい検査なのです。 - 検査で基本的には両手同時に押圧しない。上手にコンタクトしてこれをすると椎骨は動き出してしまいます。
2ヶ所を比較するとき以外は両手で押圧してはいけません。
椎骨を動かさないためにはティッシュプルをなるべく浅くしSPに直接コンタクトするようにします。
そして弱い力で検査します。 - ロックしている椎骨は押されると痛いです。痛そうだな~と気遣い押圧を弱めないようにします。
繰り返しになりますが同じ強さで検査することが大切です。
痛みを患者さんに自覚させる必要があります。
治療効果を実感させる手助けになるかもしれません。 - この検査正確に行うためには反対側からの可動性としっかり比較します。
例えばD5が右からロックしているように感じたとしたら確証を得るために左からも検査します。
もしD5のR変位があるなら、明らかな左右差を確認できるはずです。
左から押圧した時に明らかに可動性があり柔軟に感じるはずです。 - 例えば可動性がないなと感じても反対からも同様に可動性が無いのならその椎骨は大きな問題ではありません。
カイロプラクティックがアジャストすべき椎骨は大きな左右差のある椎骨なのです。
脊柱ローリング検査のコツ


