- この検査の圧痛は必ずしも解消するまでアジャストしません。
オーバーアジャストの危険がありますし1回のアジャストで改善仕切らない問題もあります。
すでに述べた蓄膿症などによる副鼻腔の圧痛は解消しにくい問題です。
顎関節や咬筋の圧痛も患者さんの日常での努力も必要です。
圧痛が消えることが多いですが患者さんの状態や患った症状の年月を考慮して深追いすべきではありません。 - これらの検査は圧痛があるから必ず症状があるというものではありません。
また圧痛が出てなくても硬結を触診できる事があります。
そういう時は患者さんに負担が出ていることを教えてあげます。
その意味で患者さんが気づいていない問題も、症状に関係なく事前に把握することができますし、アジャストによって改善することもできます。
日常生活の指導をすることもできるでしょう。
だからこそカイロプラクティックは予防としての意味があるのです。 - この事は頭蓋の検査に限らず全ての検査についても同じ事が言えます。
背骨に起因する問題については予防として患者さんに貢献できるのです。 - 症状との関係について説明を先にしたため誤解されるかもしれません、が治療そのものは症状により頭蓋に特別なテクニックを施すわけではありません。
脊柱のバランスがとれれば、それにより頭蓋のバランスも整うのです。
その指標として各圧痛点や大後頭直筋などの指標があるのです。
圧痛が改善すれば顔面のバランスも変わったという事です。症状に対する検査ではありません。
頭蓋検査とアジャスト


