- 頸の大きな傾きを中心治療していきます。
つまり頸が大きく左右のどっちに大きく傾いているか、ラテラリティーを中心に治療します。
良く知られていることですが順の関節の構造上、側屈と回旋は同時に起こります。
前章での検査結果を考慮してアジャストします。 - 頚椎の治療も伏臥位で顔を左右いずれかに向けてもらいます。
大きく左に傾いている時は右に向いてもらいます。
大きく右に傾いている時は左に向いてもらいます。
これは類推の側湾の凸側を上にして際だたせるためです。
アジャストはこの凸湾を正中線に向かって矯正します。 - 上部胸椎の治療においても顔を左右いずれかに向けてもらいます。
これは胸椎のSPを正中線上に近づけるためです。頚椎の治療は同時にD1の治療も行います。
トルクをかけて揺動することでD1の治療も行います。
D1を治療することで下部頚椎も治療していけるので頚椎の治療と一緒に紹介します。
治療の流れとしては伏臥位でD1まで治療しますが仕上げとして顔を右(あるいは左)に向けてもらいD1のアジャストをします。同時に頚椎のアジャストもします。
頚椎の治療


